
リンチ展は、インスタレーションが素晴らしかった。作品の見せ方と音で、高揚させられます。一つの作品に音を付ける構成は今までにも多くある様に思いますが、美術館全体を一つの音でキメてる(正にキメてる感じ)面白い試みでした。主にドローイングや写真、ペインティングで構成されていて、映画監督のインスタレーションを想像して行くとやられます。どの作品もデビット・リンチの不穏な感じが色濃く出ていて楽しかったー。根っからああいう人なんですね。なんだか元気を貰いました。分厚い図録は一点のみ購入。もともと高い上に、ユーロ高なので、オメガでの販売価格もそこそこになるかと思います。本当に好きな方が買ってくれれば良いかなと。
エキシビションの展示風景、設営風景などをカルティエ現代美術館のウェブサイトで見ることができます。この美術館は、宝飾品で有名なカルティエ財団が運営する現代アートの美術館でとても面白い展示を多く行っています。ブローニュの森の方には、ルイ・ヴィトンが巨大な美術館を建設予定。大きな企業って文化事業や慈善事業をやってくれるんですけど、日本だとどうも的はずれな事が多い。良いキュレーターがいないなど、いろいろな事が言われているみたいですけど(僕はその辺のことはよく分かりません)、もっと日本も面白い美術館増えたらいいのに〜って改めて思いました。
参考リンク:カルティエ現代美術館
参考リンク:デビット・リンチオフィシャルサイト
一通りマーケットを見てみると、やはりバンド・デシネ(仏コミック)が面白いです。おもいっきりボンデージ系の写真集などをイメージして渡仏しましたが、ユーロ高に悩まされつつ、方向性は絞り込めて来た感じです。とりあえずBDSM系のバンド・デシネで有名なErich Von Gothaの絶版作品を数冊購入。何食わぬ顔で持ち込みを試みます。まぁ捕まったら捕まったで、見とがめられた所からマジックで塗りつぶすまでをデジカメ撮影してネタにしてみます。しかし、描かれているブツが相当デカイので、塗りつぶす範囲も相当な感じです。マッキーの太いやつが必要です。税関で貸してくれるのでしょうか……。余談ではありますが、バンド・デシネは「8番目の芸術」などと呼ばれ、フランスではそこそこ地位のある文化です。しかし、BDSM系となると、内容もアホなので微妙な気がします。常に芸術と猥褻は紙一重と言われますが、僕はこれを「芸術だ」と言って税関で戦う自信はありません。
エンキ・ビラルやメビウスの古い作品に安く出会えれば、そちらも仕入れてきまーす。